特定非営利活動法人 Future Seeds
10月19日読了時間: 2分
本プロジェクトへのご支援はこちらから
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盛岡市初の試みとして、クラウドファンディング型のふるさと納税「盛岡市ふるさと起業家支援プロジェクト」に、2024年10月23日(水)に開設予定の「コミュニティ・フリッジもりおか」のプロジェクトが採択されました。
この盛岡市ふるさと起業家支援プロジェクトについて簡単にご説明いたします。地域の課題解決に取り組む起業家に対し、盛岡市のふるさと納税からの寄付金の一部を支援することで、地域を守る取り組みを強化します。つまり、盛岡市の魅力的なお礼の品を選ぶことで、そのまま盛岡市の子ども支援につながる仕組みです。
このプロジェクトの特徴は、ふるさと納税の特性により、控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられる点です。
ただし、クラウドファンディングの性質上、寄付期限が定められています。私たちのチャレンジ「子ども達に食べ物を届けたい!いわてお互い様「恩送り」プロジェクト」への寄付期間は、2024年10月2日から2024年12月31日(91日間)までとなります。
・詳しくはこちらから
盛岡市HP:盛岡市で頑張る起業家へのクラウドファンディング型ふるさと納税による寄附募集開始のお知らせ」
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私たちは、支援者と利用者が温かい信頼関係で結ばれるこの仕組みに、「困ったときはお互い様」という精神を反映させ、「お互い様共同冷蔵庫コミュニティフリッジ」と名付けて活動しています。すでに滝沢市と八幡平市の2か所で運営しており、多くの方々にご利用いただいています。
今まで多くの感謝が支援者の皆さまへ寄せられました。
利用者から支援者へ、感謝を述べるメッセージが、コミュニティフリッジに設置されたボードに貼られています。(メッセージは利用者の任意で書かれています) | 経済的困窮と食問題は直結しており、収入の減少は多くを占める原因のひとつです。 | 子どもの不登校や保護者の障害、付きっきりの介護など、生活の行動が制限されることによって起きる困窮家庭も増えています。 |
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支援者から提供された食料品や日用品は、スタッフが個別にしっかりと検品し、サイズや種類、用途に応じて陳列し、大切に提供させていただいてます。 |
特に盛岡市在住の利用者の方々からは、新たに盛岡市に設置してほしいという声が数多く寄せられ、それが今回の新設に繋がりました。ただ、私たちだけでは限界があります。
この取り組みを成功させ、地域に根付かせるためには、地域の皆さんのご協力が不可欠です。皆で力を合わせ、この支援の輪を広げていきたいと考えています。
また、子どもたちの「権利と人権」を守り、彼らが健やかに育つための支えとなるだけでなく、将来的な自立へ向けた一歩を後押しできるとも考えています。
今回、新たに「コミュニティフリッジもりおか」を設置することで、年間延べ3,000人の子どもたちに対して、10,000点以上の食料品などを提供することができると見込んでおりますので、ご支援、応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
少子高齢化が進む中で、核家族化が進展し、家庭だけで子育てをすることが難しい社会が現実となっています。経済的な問題や子どもへの虐待、ヤングケアラーの増加、さらには子どもや保護者の障がいや病気、不登校、セルフネグレクトなど、さまざまな困難に直面している子どもたちがいます。しかし、彼らの多くは「助けを求めることができない」「我慢する」「諦める」といった選択肢しか持てず、心に傷を抱え続けているのが現実です。
こうした背景から、今後は地域社会全体が子育てに積極的に関わり、子どもたちを支えることがますます重要になると考えます。そして、このプロジェクトから生まれる地域ぐるみでの支援が、子どもたちの未来を守る鍵となるとことを信じています。
家庭における経済的困窮は、保護者に多大なストレスをもたらします。特に、子どもに食事を十分に提供できない状況は、親としての無力感や罪悪感を引き起こし、その結果、感情的な不安定さや苛立ちが募ることが少なくありません。このようなストレスが蓄積すると、子どもに対して感情をぶつけたり、過剰な叱責や体罰といった形で現れることがあり、最悪の場合、虐待につながる危険性があります。
しかし、食の支援が安定して行われることで、保護者は少なくとも「子どもに食べさせる」という基本的な責任が果たされる安心感を得ることができます。また、食費の負担が軽減されることで、経済的なプレッシャーが緩和され、他の生活費や教育費への不安が和らぎます。このような経済的支援によって、保護者の精神的な余裕が生まれ、家庭内の緊張も和らぎます。
また、食事の提供は単なる物質的支援に留まらず、このクラウドファンディングの支援者様や、地域社会や支援団体が家族に寄り添っているという「社会的なつながり」や「支えられている実感」を保護者に与えます。これにより、孤立感や不安感が軽減され、精神的な安定を取り戻すことができ、子どもとの関係性もより穏やかで良好なものへと改善されやすくなります。
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【スケジュール】
2024年10月 コミュニティフリッジ開所 食料支援開始
開所式の開催
2024年11月 チャリティーイベントの開催
2025年 3月 報告会の開催
【内訳】
食材費 200,000円(利用者に提供する食材)
消耗品費 200,000円(寄付品回収BOX、募金箱、陳列棚等の購入)
印刷製本費 550,000円(利用者及び支援者向けの冊子の作成)
委託費 550,000円(利用者及び支援者に訴求するHPの作成)
【目標金額に達しなかった場合】
独自に寄付を募り、不足分を補填します。
※1 事業実施に向けて全力で取り組んでいきますが、万が一実施できない事由が生じた場合、当該寄附の趣旨に沿うような事業に活用させていただきます。 当該寄附は「負担付寄附」ではなく、「用途を指定した寄附」としてお受けするものであることをご了承ください。
※2 当初の目標を超える寄附金が集まった場合については、当該プロジェクト、または、当該寄附の趣旨に沿うような事業に活用させていただきます。
※3 負担付寄附とは、当該寄附に付された条件に基づいて、地方公共団体が法的な義務を負い、その条件に基づく義務を履行しない場合には、当該寄附が解除されるようなものをいいます。